4月18日、朗らかな春の日差しのもと、
長田生涯学習センターでは、「おさだ歴史ウォーキング」を実施しました。
実施した週の前半は雨続きで、開催できるか大いに気を揉みましたが、
当日は見事な晴天に恵まれ、絶好のウォーキング日和となりました。
今回のコースは手越周辺です。
手越には今川氏由来の名刹である徳願寺、お灸の有名な東林寺、
鎌倉時代に建立された少将井神社など、数多くの寺社があります。
講師を務めた「静岡案内人『駿府ウエイブ』」が話すそれら寺社の解説に、
参加者は熱心に耳を傾けていました。
徳願寺は山の中腹にあるため、15分ほど山を登りました。
勾配が急な個所もあり、道中は私も参加者も息を弾ませていましたが、
登り切って振り返ると眼下に市街地を一望する絶景が広がっており、
それまでの疲れは吹き飛んでしまいました。
参加者からは、
「これまで何気なく通り過ぎていた地元の寺にも、興味深い逸話があった
ということを知ることができてよかった」
「歩いていたときは疲れたが、終わってみると心地よい疲労感が残った」
といった感想をいただくことができました。
気持ちの良い汗をかきつつ歴史を知ることで地域をより深く理解する
ことができたウォーキング講座でした。
(K.M.)