西奈生涯学習センターでは5月15日から全3回で「地元食材でお手軽料理」を開催してます。
静岡市はさまざまな食材にめぐまれた食材の宝庫です。5月はあさはたのレンコン、駿河湾の桜えび、新茶などが旬を迎えます。これらの地元食材を使って、お家でお手軽に作れるおいしい料理を学んでいます。
1、2回目では、新茶や桜えびのごはん、アスパラガスの豚巻き照り焼きなど、さまざまな料理を作りました。新茶のごはんの作り方はとっても簡単。昆布やお酒などを入れて炊いたごはんに、新茶の葉を刻んで混ぜるだけ。手間はそれほどかけていないのに、新茶の香りがふんわりと広がり、とってもおいしいごはんになりました。
料理講座の醍醐味といえば、新しいレシピを学ぶほか、受講生同士のグループ作業ですが、初めて会った人同士が一緒に料理をすると気になるのが味の好みの違い。薄口の人もいれば濃口の人もいるでしょう。好みがぶつかり合うのかと思いきや、グループで味見をしながら塩加減をきめるなど、とても楽しそうでした。好みの違いがあれば、その違いを楽しんで新しい発見をすることもあるようです。そんな料理を通したコミュニケーションも受講生は楽しんでいる様子でした。
次回はいよいよ最終回。レンコンやエンドウ豆を使った料理を作る予定です。どんな料理が完成するのかとても楽しみです。(A.Y)