葵生涯学習センターでは、5月15日(金)に、静岡案内人「駿府ウエイブ」のガイドを講師に迎え、地元の歴史にふれる講座「駿府歴史散歩」を行いました。
今年は家康公四百年祭ということもあり、アイセル21を出発し、長谷通りを歩き、浅間神社、臨済寺を巡りました。臨済寺は、家康が今川家人質時代に出入りしていたお寺として、徳川との関わりが極めて深いお寺です。
浅間神社へ向かうため長谷通りを歩いていると、静清信用金庫の前に石碑がありました。何気なく歩いていると見逃してしまいそうですが、ここは徳川家康が駿府城在城のころ、約4,300坪の敷地内に薬草木100種余りが栽培されていたといわれている薬草園があった場所です。こんなところにも家康ゆかりの地がありました。
当日は25℃を超える夏日となり、汗を流しながらの歴史散歩となりましたが、講師の説明を熱心に聞く参加者の姿がありました。
講座後のアンケートには「いつもの道にも歴史があって勉強になった。」「大変わかりやすく、このコース以外にもやってほしい」といった感想をいただきました。歴史を知ることで地域の魅力を改めて感じていただけたようでした。
(S.Y)