東部生涯学習センターでは、夏休みの第1回目の講座として、「職場体験!消防署のお仕事」を開催しました。
千代田消防署にご協力いただき、消防署内の見学と防火服を着る体験、様々な消防車について説明を受けるなど、2時間、あっという間でした。
消防署で最初に見せていただいたビデオでは、消防隊、救助隊、救急隊の3部隊にわかれて活動していることや、特別高度救助隊(静岡スーパーレスキュー 通称SSR)の精鋭たちが千代田消防署に配属されていることを学びました。
館内見学では、夜勤の方の仮眠室や食堂を見せていただきました。誰が食事をつくるのか、どのくらい睡眠をとるのかといった子どもたちからの質問にも優しく答えてくださり、食事は、若手が作ることや、1度に15人分くらい作ったりすることに、子どもたちは驚いていました。
消防車の見学では、様々な特徴がある車両について、1つ1つ丁寧に子どもの質問にも答えつつ教えてくれました。
普段消防士が着ている防火服を試着し、ポンプ車から消火体験を行いました。防火服も相当の重さがあり、暑さと重さに子どもたちも驚いていました。また、起震車も用意して下さり、付き添いの保護者も体験しました。その体験の最中、緊急出動要請が入り、はしご車もふくめ、消防車が出動していきました。そこまで説明をにこやかにしてくれていた消防士の顔が一変し、出動していく姿をみて、子どもたちも、真剣な眼差しで見送りました。実際に出動する姿は、かっこよく、憧れる子どももおり、消防士になるにはどうしたらいいですかと質問をする子どももいました。参加した子どもたちが将来の職業の1つとして消防士を目指してくれたらいいなと思います。
9月27日の東部生涯学習センターまつりでは、消防署に協力いただき、消防車の展示と防火服の試着ができます。ぜひ遊びにきてください。(Y.S)