北部生涯学習センターでは、9月11日(金)に「非常食クッキング」の第3回を実施しました。
いざという時の食糧として、缶詰や乾物等を備蓄している方も多いのではないでしょうか。
この講座では、そうした保存食を使う料理に挑戦しました。
第3回目となるこの日のメニューは、焼き鳥缶のちらし寿司、乾物味噌汁、野菜の蒸し煮、マカロニの安倍川風。
普通の調理実習とは異なり、使用する水を1人あたり500ml以内に制限したり、
鍋を洗わなくても済むように食材を耐熱性のポリ袋に入れて加熱調理したりと
災害時を想定した方法で調理を行いました。
また、調理実習の前後には、災害時に役立つ防災講習も行いました。
この日に行ったのはロープワーク講習。はじめは、慣れない手つきで四苦八苦する受講者もいましたが、
班員同士で教えあったり講師の実演を見ながら挑戦するうちに、皆結び方を習得したようです。
全3回の講座を通して、非常時に活用できる料理レシピを学び、緊急時の対応について考え、
受講者達の防災意識を高めることができました。
保存食から手早く一品を作り出すレシピの数々を、受講者の皆様には是非普段から活用していただきたいと思います。
(M.S)