西部生涯学習センターでは8月から9月にかけての金曜日の夜に
「駿河伝統工芸体験〜染絵の駿河塗下駄」(全4回)を開催しました。
この講座は、センター近隣在住の職人の方を招いて伝統工芸を体験する
大人気のシリーズ講座です。
講師は、静岡塗下駄工業組合理事長の佐野成三郎先生と、下駄職人の佐藤仁美先生です。
父娘で講師を務めてくださったため、お二人の息はバッチリ!!
アットホームな雰囲気で講座は進みました。
国産の桐材の下駄に、事前に考えてきたデザインを鉛筆で写し、
銀色の塗料で輪郭線を描いた後、好きな色の染料を塗っていきます。
最初は慣れない絵筆の扱いに四苦八苦しましたが、
みなさん集中して取り組み、回が進むにつれて筆の運びが達者になりました。
下駄の柄に合う鼻緒を選び、鼻緒をすげて完成です。
「洋服に合う下駄というのがとても素敵」
「今すぐ履きたい」
と、自分の好きな絵を描いた下駄に大満足の様子でした。
西部生涯学習センターでは、今後も
漆塗りの弁当箱、卵殻張りの飾り皿、竹千筋細工の封書入れなど
伝統工芸体験講座を予定しています。
興味のある方は、生涯学習センターHP、ツイッター、フェイスブックをチェックしてくださいね。
(M.S)