西奈生涯学習センターでは、西奈地域の大切な歴史文化をたくさんの人に知ってもらい、次の世代に受け継いでもらうために、「竜南の文化 昭和時代に活躍した人々」を開催しました。地域を拠点に活躍した版画家で郷土史家の中川雄太郎氏と、俳人で版画家の玉川福太郎氏の足跡を辿る講演会です。
講演者は中川氏の版画作品を長年研究している鈴掛純也さんと、生前の両氏と親交が深かった石脇孝三さん。ともに両氏の作品の魅力や研究熱心な人柄に触れ、「地域の文化の発展に尽力してくれた」と、その功績を語ってくれました。
講座終了後、満員の会場から大きな拍手が起こり、受講者からは続編を希望する声が聞かれるなど、大盛況の講演会となりました。参加者にとって地域を知る良い機会になったものと思います。
みなさんが暮らす地域にも、あまり知られていない歴史や文化がたくさんあると思います。生涯学習センターでは地域の魅力を伝えるために、特色ある講座を企画していますので、お近くの生涯学習センターにぜひ足を運んでみてください。
(T.I)