東部生涯学習センターでは、徳川家康顕彰四百年祭に合わせて、静岡大学名誉教授の小和田哲男先生をお招きし、「大御所家康の駿府城と富士山」というタイトルで講演を行いました。
小和田先生は、NHK大河ドラマの時代考証をされており、静岡を代表する著名人の一人です。出生地が東部生涯学習センターの近くであったという縁もあり、講演を引き受けてくださいました。
講演は、徳川家康の幼少時代から、駿府城、富士山信仰と多岐にわたりましたが、わかりやすい講演で、あっという間の1時間30分でした。熱心にメモを取る方も多く、徳川家康について新たな発見を感じた方も多くいらしたと思います。
中でも駿府城については、貴重な狩野探幽の絵を教材にしてくださり、火災で焼失した駿府城を絵から知ることができました。駿府城公園は更地の印象しかないため、駿府城の形をみることができたのは、とても興味深く思いました。
講演を通して、徳川家康という人物について新たな魅力や、歴史の面白さを感じました。東部生涯学習センターでは、この徳川家康顕彰四百年祭という節目だけでなく、これからも歴史を学べるよう、講座を開催していきますので、広報しずおかやホームページをチェックしてくださいね♪(Y.S)