西部生涯学習センターでは、11月から12月にかけて
「静岡伝統工芸体験〜卵殻の飾り皿」を開催しました。
講師は、
静岡市伝統工芸技術秀士で静岡市漆器工業協同組合理事長の安藤嘉津夫先生と
漆塗士の村越英煕(ひでき)先生です。
卵殻貼りとは、卵のからを貼り、模様をつける塗り物の技法です。
今回の講座では、参加者がデザインを事前に用意し、つまようじを使い、
くだいた卵殻を一片ずつ貼りました。
大変根気のいる作業です。
皆さん要領が分かると黙々と作業に集中しました。
アクセントに、きらきら光る螺鈿も貼りました。
先生が持ち帰り、塗りの作業後に磨いて完成です。
先生から鏡のように顔が映るまで磨くようにとの指示を受けて、
一生懸命に磨き上げました。
完成後
「お正月の和菓子をのせたい」
「黒い地に映えるショートケーキもいいね」
と、皆様大満足の様子でした。
西部生涯学習センターでは、平成27年度の伝統工芸体験講座として、
駿河塗下駄、漆塗りの弁当箱を実施しました。
来年2月には、竹千筋細工の封書入れづくりを開催します。
興味のある方は、生涯学習センターHP、ツイッター、フェイスブックをチェックしてくださいね。
(M.S)