全国でも有数の生産量を誇る静岡いちご。美和地区では、「紅ほっぺ」と「章姫」をメインとしながら、静岡期待の新品種「きらぴ香」の生産にも取り組んでいます。
北部生涯学習センター美和分館では、JA静岡市美和営農経済センターとの共催で「紅ほっぺ」を生産している農家に協力を依頼し、昨年6月〜今年1月にかけ「美和農業体験〜静岡いちご編〜」を開催しました。
6月・・・静岡のイチゴ栽培の歴史や栽培の基本の学習、栽培が終了したいちごの株の切り落とし作業。
7月・・・親株からのびている蔓(「ランナー」といいます)を次のポットに受けさせるランナー受け作業。いちごは、蔓を伝ってクローンを作ることで均一な品質の実を増やす方法を採っています。ただし、多く伸ばしすぎると品質が劣化して病気にかかりやすくなるので注意が必要です。
9月・・・ランナー受けをして育った苗をビニールハウス内のプランター植えつけ。ポイントは、あまり苗を奥深くへ埋め込まないこと。植物が根を張るとき地中に潜る習性を利用することがストレスを与えずに美味しい実をつけさせる秘訣です。
1月・・・収穫作業といちご大福づくり。協力してくださった地元農家の方々と受講生のみなさんでこれまでの活動を振り返りながら茶話会をしました。
ご存じの方も多いと思いますが、いちごは草本性の植物(木にならない植物)に属するので、スイカ同様「野菜」に分類されます。(しかし、実際には果物として扱われることが多いので流通統計では「果実」に含まれるそうです。)その果実は一見タネのような緑色のつぶつぶの部分で、食べると甘い赤色の部分は実は「茎」なのだそうです。受講生のなかには家庭菜園でいちご栽培に挑戦している方もおり、茶話会はこのような「あるあるネタ」で大いに盛り上がりました。
いちごにはビタミンCがたっぷり含まれているので、風邪をひきやすい冬季にはぴったりの食べ物です。ぜひ、毎日の食卓を地元のいちごで彩ってみてはいかがでしょうか。(Y.I)