北部生涯学習センターでは、静岡大学教育学部の杉ア哲子教授を講師に招き、
1月15日から29日にかけての毎週金曜に、「書いて覚える!くずし字の手習い」を実施しました。
第1回目は、字の変遷等についての講話と、くずし字の読解が中心。
くずし字についての基礎知識を学びつつ、辞書を見ながらくずし字で書かれた和歌等を読みました。
第2回目は、字のくずし方・繋げ方等を学びながら、書く練習。
くずし方や次の字との繋がりを意識しながら、真剣な表情で筆を走らせている受講者の姿が印象的でした。
第3回目は、短冊作り。
好きな和歌や俳句を選んで、短冊に書きました。同じ歌や句を選んでも、字のくずし方や繋げ方が1人1人異なり、
歌や句に合わせて描き添えた絵にも個性が出て、それぞれが全く違う作品に仕上がりました。
久しぶりに筆を握ったという方から手慣れた様子の方まで受講者層は様々でしたが、
おのおのが筆で文字を書く楽しさに触れ、くずし字への理解と興味を深めた様子でした。
北部生涯学習センターでは来年度も手書き文字の魅力に触れる講座を開催する予定です。
お楽しみに! (M.S)