北部生涯学習センター美和分館では静岡市美術館との連携事業「星の美術展と夜空と月の観望会」を2月6日及び13日に開催しました。
第1回は静岡市美術館で開催中の「スター・ウォーズ展 未来への創造のビジョン」を鑑賞しました。受講者は学芸員から展覧会のコンセプトのほか映画の撮影で使われた道具、衣装等について別室で説明を受けた後、展示品を見て回りました。受講者は親子連れが多く、解説のあった映画の撮影機具や、映画の登場キャラクターをモチーフとした絵画の前に立ち止まっては指を差したり感想を話し合ったりしながら熱心に見入っていました。
第2回は葵区の奥長島で星座の観望会を予定していましたが、あいにくの雨天で会場を急きょアカデ美和に変更し、冬の星座の見つけ方、名前の由来などについての講習となりました。講師は星座だけでなく、スター・ウォーズやウルトラマンなどSFの世界と現在の宇宙を舞台とする取り組みを比較し、スペースシャトルをはじめとする宇宙船や、地球、太陽系、銀河系の成り立ちなどを取り上げ、わかりやすく解説してくれました。
また、天体望遠鏡などの観測機器についても触れ、双眼鏡でも機能的には十分であることや機器の操作方法等についても話があり大変参考になりました。講座終了後、星座の見つけ方を質問する受講者もあり、天体について興味を持ってもらう良い機会になったと思います。 (K.O)