藁科生涯学習センターでは4月16日(土)に「わらしな映画紀行〜昭和のくらし〜(全2回)」の
第1回を開催しました。
講座では昭和の中頃に撮影された映画を見ながら、そこに描かれた暮らしの風景を鑑賞
しました。「大家族」や「紙芝居」「ダンスホール」「足踏みミシン」「ガリ版」「フラフープ」など、
昭和にはありふれていながら、時代の流れの中でいつの間にか失われていったものが、
当時のままの姿でスクリーンにあらわれました。
受講者はそれらの映像を見ながら往時を思い出し、胸には様々な感情が去来していたようで、
目を細めて銀幕を見つめる表情からは、いまは失われたものへ向けられた
愛惜の情が確かに感じられました。
4月23日に行われる第2回の講座でも、名画から様々なものを紹介する予定です。
藁科生涯学習センターでは、今後もこのように、心が豊かになる講座を企画していきます。(K.M)