南部生涯学習センターでは、「困難や失敗を力に変えるレジリエンス講座」を開催しました。
レジリエンス力とは、失敗した時や壁にぶつかった時の「回復力」、「逆境力」のことを言います。
グループワークを多く取り入れ、参加者同士で意見を共有し、自身の心の動きについて考え、レジリエンス力を高める方法を学びました。
過去の失敗を思い出し、自分の思い込みに気付くことが第一歩です。失敗に意味付けをし、つまづきを学びに変えることで、前進する力を取り戻すスキルが身に着きます。
マイナス思考や無気力感は、コミュニケーション次第で感染します。落ち込んだ時の自分の考え方の癖を知り、これからの部下や子どもとの接し方を考え直すきっかけとなりました。
アンケートには「どうしようか悩んだけれど、思い切って参加してみて良かった。」
「正直あまり自分のことは話したくなかったが、もっと早く講座を受けていたら良かったと思った。」
というコメントもあり、休憩中や講座終了後もグループで話し合う姿が見られました。
家族や親友などの近い関係ではなかなか話せないような悩みでも、
講座を通じて知り合った者同士で気持ちを分かりあうことができたようです。
(Y.K)