北部生涯学習センターでは、6月2日、16日、30日の3回に渡り「脳に働くおいしい料理」を開催しました。
この講座では認知症予防をテーマに、脳に良いとされる食材を使い、またその栄養を効率よくかつバランスよく摂取できるように調理を行いました。
1回目では、お豆とちりめんじゃこのご飯、鯵のしそ巻き揚げ、よせ卵のお吸い物、かぼちゃのサラダを作りました。使う材料が多く、初対面の方との共同作業だったこともあり、受講者は初め不安そうな様子でしたが、調理が始まると雑談も交えながらお互いに協力しあい、手慣れた様子であっという間に完成しました。健康に気を遣った料理と聞くと薄味で物足りなそうなイメージですが、しっかりとした味付けで量もあり、何より美味しいと評判でした。
料理をおいしくいただき、片付けの後は講義の時間です。一日に何をどれだけ食べれば良いのかを学んだり、最近の食事から栄養の過不足を割り出したりして、これから気を付けなければならない食生活が見えてきました。積極的に質問する場面もみられ、受講者自身、そして家族の健康にも配慮していきたいという気持ちが伝わってきました。
これを機に末永い健康を手に入れていただけることを願っております。(S.M)