西奈生涯学習センターでは、8月9日、16日、23日の全3回で「オリジナルアクセサリーを作ろう」を実施しました。みなさんは“堆朱”というものを知っていますか?堆朱(ついしゅ)というのは、伝統工芸である、うるし塗りの過程で生まれた副産物です。
最初に講師から堆朱の特徴について、「何百回も塗り重ねられた素材の色彩の豊かさや、手作りによる造形のため、二度と同じ作品が作れないことなど」の説明がありました。制作工程に入っていくと、やすりで削るたびに素材の表面が違う色に変化していくことに受講者は、驚きながらも色の鮮やかさを楽しんでいるようでした。受講者同士が、色の違いや模様の違いを見比べ合いながら楽しく作業する姿が印象的でした。
2回目、3回目と回数を重ねるほどに受講者たちも作業に慣れ、完成したときには、みな達成感で笑顔が見られました。また、同時に手作りの楽しさやモノづくりの難しさについても実感した様子でした。みなさんもぜひ、世界に一つしかない自分だけのオリジナルアクセサリーを作ってみませんか?
(M.O)