「理系女子」「リケジョ」という言葉を耳にする機会が増えてきた気がしていますが、
男子学生に比べると、女子学生の理系進学率が低い現実にあります。そこで、
理科好きの女子高校生を応援したいと思い、昨年度からスタートした企画が
8月7日に実施した「教えて先輩 理系女子のオシゴト」です。
今年は、お天気キャスターや日本科学未来館のスタッフなど理系の現場で
活躍している女性を4名お招きして、理系のお仕事の魅力を伝えていただきました。
講座の後半は、直接講師と対話ができる時間をつくりました。今年は参加者の
多くが高校1年生であり、理系・文系のどちらに進むかまだ迷っており、講師に
そんな悩みを打ち明けている子もいました。こういった機会がないとなかなか
お会いすることのできない「理系女子の先輩」が高校生の背中をそっと押して
いるようでした。
高校生にとって、「どんな仕事をするのか」「どんな職種があるのか」を知ることは
大学卒業後のビジョンを描くことができ、どんな大学へ進学したいか考える材料に
なります。今回の講座のように自分の足で集めた情報や、出会い、体験を大切にし、
将来の可能性を広げていって欲しいと思います。
(S.Y)