大里生涯学習センターでは、6月から9月にかけて、「全身で歩く ノルディック・ウォーク」を開催しました。
この事業は、ノルディック・ウォーキングの体験を通じて「健康の増進」と「地域の再発見」を目指したものです。
全3回のうち1回は雨に祟られて館内でのレクチャーとなりましたが、2回は安倍川の河川敷と大浜海岸近くを歩くことができました。
入念なウォームアップの後、ポールの持ち方、歩き方などのレクチャーを受けて、いざ出発。
講師を務めるノルディック・ウォーク連盟の皆さんから随時指導を受けつつ、
それぞれのペースでウォーキングを楽しみました。
事業タイトルにもあるとおり、ノルディック・ウォークは全身運動です。
生涯学習センターのスタッフも一緒に歩きましたが、普通に歩くよりも運動量が多いことを実感。
参加者からも「いい汗がかけました」「姿勢・健康について考えながら、体を動かしたい」といった感想が寄せられました。
また、「河川敷ってこんなにしっかりした道路があるんですね」「マッケンジー邸って初めて来ましたが、いいところですね」といった声も。
車で通り過ぎてしまえば何でもない場所も、歩くことで思いがけない発見があるものです。
普段歩かない場所を、ちょっと意識しながら歩いてみる体験も、参加者にとって有意義なものになったようです。
「健康の増進」「地域の再発見」の双方に効果のあるノルディック・ウォーク。
事業後のアンケートで「満足」という回答が多かったのはもちろんですが、「今後も続けたい」との声も多く、講座がいいきっかけになってくれたことを実感した次第です。
(Y.I)