長田生涯学習センターでは10月から11月にかけ、
「日本茶を飲もう!楽しもう!」を全4回で開催いたしました。
静岡市は、お茶を日常的に飲んでいる市民が多いのではないかと思いますが、
改めて日本茶の魅力を知ってもらう講座として、
玉露・合組・加工・闘茶の4つの切り口から、日本茶を味わう体験学習をしました。
玉露では、「啜り茶」体験をしました。
蓋付きの湯飲みに玉露の葉とぬるま湯を入れ、蓋をずらして啜る様に飲むのですが、
玉露の旨みが口いっぱいに広がり、その味わい深さに受講者は驚いている様子でした。
合組では、様々な種類のお茶を組み合わせる、いわゆるブレンド体験をしました。
受講生それぞれが合組したお茶をみんなで試飲しましたが、
十人十色の味わいとなり、お茶を味わう意識が変わったようです。
加工では、製茶工場の見学に行きました。
店頭で販売されているお茶の製造過程を見ることができ、
お茶を商品として出すための様々な取り組みを知ることができました。
闘茶は、お茶の産地や銘柄を飲み当てる遊びですが、今回は略式で体験しました。
最初に味を覚えるための試飲をしてから闘茶が始まり、
遊びと云いながらみなさん真剣に取り組んでいました。
これらの体験をした受講生は、
「楽しく学ぶことができた」「思っていた以上に日本茶のことを詳しく学ぶことができた」と、
まさに講座タイトルの通り、日本茶を楽しく学び、体験していただけたようです。
長田生涯学習センターでは、これからも様々な講座を実施しますので、ぜひご参加ください。
(A.Y)