大里生涯学習センターでは、11月16日に静岡市男女参画・多文化共生課との共催で
「多文化共生 ご近所さんはパラグアイ人」を開催しました。
静岡市は「静岡市多文化共生推進計画」として、外国人と日本人が文化や価値観を認め合い、
地域社会を担う対等なパートナーとして共に暮らせる多文化共生のまちづくりを目指しています。
本講座は多文化共生意識の向上と理解促進を目的とし、パラグアイ出身の講師より、
生活、文化等について学びました。
パラグアイは南米中央南部に位置し、ブラジル・ボリビア・アルゼンチンに囲まれた国です。
遠く離れたパラグアイですが、静岡との共通点があります。
それは「お茶」です。パラグアイ人は「マテ茶」を好んで飲みます。
「マテ茶ってアルゼンチンのお茶では?」と思う方もいると思いますが、原産地はパラグアイ、
学名は「Llex paraguariensis」と言います。
野菜を食べないパラグアイ人は、この「マテ茶」からビタミンやミネラルを摂取するそうです。
国が変われば、常識・価値観は変わります。
その違いを認め合うためには、相手の国のことを知ってみるのはいかがでしょうか。
ご近所に外国人の方がいたら、まずは笑顔で挨拶をしてみてください。(M.M)