北部生涯学習センターでは、11/18から12/9にかけ全4回で、
「郷島歴史巡り」を開催しました。この講座は、地元の歴史を
講義を聴くだけではなく、見て、触れて、様々な角度から
学ぶことを目的とした講座です。
今回は郷島周辺にスポットを当て、勉強していきました。
郷島はその自然の豊かさから、古くは紙漉きの里として知られていました。
第1回は和紙の歴史や原料についての講義を聴き、第2回では実際に
紙漉きを体験をしました。
現地で活動している紙漉きの団体、ゆうしん舎のメンバーから
指導を受けながら、和紙を漉きました。
年賀状シーズンという事で、葉書きサイズの和紙にチャレンジしましたが、
受講者全員が初めての体験とは思えないほど整った形に仕上がりました。
後日完成品を手に取り、その出来栄えに喜びの表情を浮かべていました。
第3回、第4回では、路傍の石仏や祠を歩いて散策しながら、
郷島周辺の歴史を学びました。
昔から水害に悩まされてきたことなど、道端に何気なく建てられたものから
その地域の歴史が見えてきました。
地元の歴史というのは、普段近くにありながらあまり知ることがないですが、
改めて紐解いていくと、様々な発見があり、先人の努力や苦悩があって
今の私たちの生活があることを教えてもらいました。(S.M)