藁科生涯学習センターでは、5月から12月にかけて
「『綿』種まきからの紡ぎと織り(全5回)」を開催しました。
綿の栽培から収穫、糸紡ぎ、織物作品制作までを体験し、
「綿」について様々な視点から学ぶ講座です。
初回は綿の栽培について学びました。
今年は和綿(大島在来)の栽培に挑戦。
5月に種をまき、2回目となる9月まではご自宅で栽培をしていただきました。
9月の講座では、収穫できた綿を持ってきてくださった受講者も多かったですが、
今年の夏は気温が不安定で、綿の収穫量はあまり多くはなかったようです。
9月、10月は糸紡ぎに挑戦!
綿の塊から少しずつ繊維を引き出してよりをかけていきますが、
すぐ切れてしまったり、よりが弱く糸状にならなかったりと、少し難しそうな様子…
受講者同士アドバイスをしながら繰り返し挑戦する姿が印象的でした。
11月、12月は紡いだ糸を使って織物の作品を制作しました。
どの作品も綿の優しさや手仕事の温かみを感じる作品に仕上がりました。
受講者の方からは「これからも続けてみたいと思います」「手仕事の魅力にとりつかれました」
といった感想が寄せられ、綿の魅力に触れていただく機会となりました。
(Y.A)