北部生涯学習センターでは、1月12日(木)に、「みのり大学公開講座〜古典文学講演〜」を開催いたしました。
この講座は、当センターで年18回開催される「高齢者学級みのり大学北部学級」の講座のうちの1回を、一般の方にもご参加いただけるよう公開講座としたものです。高齢者学級では、1年を通して歴史や健康、行政など様々な分野について学んでいきますが、今回は古典文学についての学習。
当センター利用団体『源氏物語を学ぶ会』でも講師を務めていらっしゃる富山昭氏をお招きし、講演していただきました。
講演テーマは、「平安文学と駿河の歌枕」。
『伊勢物語』『東関紀行』に出てくる宇津の山、『枕草子』に出てくる有度浜や木枯の森など、古典作品に登場する静岡の名所(歌枕)について解説していただきました。
馴染み深い地元の名所が話題の中心ということもあって、受講者の皆様も終始興味深々な様子で聴講されており、真剣な表情でメモをとっている姿が印象的でした。
古典文学だけでなく、郷土への理解も深まる学習機会となったのではないでしょうか。
(M.S)