大里生涯学習センターでは、1月15日(日)に「地酒のおいしさの秘密〜静岡酵母と水〜」を開催しました。
静岡で作られている日本酒を静岡酵母と水の視点から読み解き、そのおいしさの秘密を探る講座です。
日本酒は水と米が主原料で成分の80%近くが水です。そして日本酒を作る過程でも多くの水を使用します。つまり、日本酒のおいしさの真髄は水(仕込み水)にあるといっても過言ではありません。
今回は地域資源であるその「水」に着目して、安倍川・富士川・大井川の水をそれぞれ使用している酒蔵にご協力いただき、実際に使用されている仕込み水のきき水を行いました。
もちろん完成品の日本酒ほどの違いはありませんが、受講生のみなさんは「慣れ親しんでいる安倍川の仕込み水が口に合う」「まろやかな味わいがする」「静岡の水はやはりおいしい」等意見を交わしながらゆっくりと味わいそれぞれののど越しを楽しみました。
今後も、大里生涯学習センターでは地域資源に着目した講座を企画してまいりますので、ぜひご参加ください。
(K・G)