北部生涯学習センターでは1月28日(土)、午前と午後に「イ草が香るポストカード作り」を開催しました。
この講座では小学生親子を対象に、日本の畳文化について学んで頂こうとイ草を使用したポストカードを作りました。
日本に古くから伝わる畳文化ですが、生活様式の変化に伴い和室のある住まいが減少しています。ポストカード作りを始める前に、畳の良さを受講者に伝えようと、畳とはどのようなもので、どのような効能をもたらすのか等、子どもにも分かりやすいように講師が紙芝居を読みました。
講師が紙芝居を読んでいる間、受講者は紙芝居を真剣に眺め、お話を聞いていました。
畳の香りがもたらす効果、湿気を吸収する効果、転んでも痛くないこと等知る事が出来ました。
ポストカード作りでは、畳表と呼ばれる畳の表面の素材と畳のヘリをホッチキスでとめていき、ポストカードを貼り付ける作業をしました。
畳というと古くて地味なイメージですが、現在は畳のヘリもおしゃれな柄がたくさんあり、数種類のヘリの中から自分の気に入った柄を選ぶのに時間をかけて悩んでいました。
親子で柄を相談したり、作り方を確認したりしてかわいいポストカードを作り上げる事が出来ました。
親子でものづくりをしながら、畳について詳しく知ることが出来ました。
今後も親子で楽しみながら学ぶことのできる講座を企画していきます。
(M.S)