駿河生涯学習センターでは、地元食材を活かした料理講座「するが駿彩キッチン 久能の葉しょうがクッキング」を開催しました。
葉しょうがは味噌をつけて生で食べることが定番ですが、
今回の調理実習では、
・ツナを混ぜ込んだ葉しょうがごはん
・葉しょうがと山芋のお吸い物
・葉しょうがと高野豆腐、鶏挽き肉のハンバーグ
・糸こんにゃくと葉しょうが、豚挽き肉のそぼろ煮
・葉しょうがのジンジャーエールシロップ
の計5品をつくりました。
葉しょうが料理のレパートリーの広さにみなさん、感心しきり。
とくに、ジンジャーエールシロップは葉しょうがの茎部分も剥いて使用したため美しいピンク色のできばえ。
そこに茎をマドラー代わりにコップに挿した様子にはみなさんから歓声があがりました。
楽しい試食タイムの後は、今回使用した葉しょうがを用意したJA静岡市職員より
葉しょうがについてお話を伺いました。
久能葉しょうがは、熱帯地方原産の生姜を、
二重三重にしたビニールハウスの中で促成栽培しています。
久能特有の砂地と温暖な気候のおかげで、日本一早く3月初めから収穫され、7月まで出回ります。
ハウスの中は気温が40度にもなるそうです。生産者の苦労がしのばれます。
帰ったらさっそく家でもつくりたい、という声が聞かれました。
この講座をきっかけに、地元産作物の魅力を再確認することができました。(M.S)