西部生涯学習センターでは静岡市地域リハビリテーション推進センターと共催で、健康寿命の延伸と自主グループの育成を図ることを目的に「生涯現役!しずおかでん伝体操入門講座」を開催しました。
第1回目は講師の作業療法士がまず体組成計を使って、受講者の筋肉量や推定骨量、体内年齢等を測定し、動機づけの機会を提供しました。導入の自己紹介、脳トレーニングでは受講者から笑顔がこぼれ、会場全体が和やかな雰囲気となったなかで、でん伝体操のやり方やポイント、介護予防に関する基礎知識を学び、実技を行いました。
第2、第3回目は受講者に自主的に学習していただくために、西部生涯学習センター職員が見守り役となって、DVDを上映しながら、でん伝体操以外にも「歯っぴースマイル体操」、「キラキラみかん体操」、「健康長寿体操すこやかエブリディ」などの介護予防に役立つ体操を紹介しました。受講者からは健康づくりを楽しみながら、体操した後の爽快感を味わっている様子が見受けられました。
講座も終盤にさしかかる第4回目は再び作業療法士を講師に、体組成計による測定を行い、効果や体の動かし方を確認しながら、実習し、自主グループ立ち上げの方法と継続実施の必要性の説明を受けました。自主運営へ意欲のある受講者もおり、でん伝体操の普及啓発と自主グループの育成に効果的な講座となりました。
(T.S)