藁科生涯学習センターでは6月から7月にかけて「夏のわらしな自然観察」を開催しています。
「近くに暮らしている生き物に気づこう!」をテーマに藁科地域の自然に親しむ講座です。
初回はツバメを中心としたバードウォッチング。
6月下旬はツバメの2回目の子育ての時期とあって、活発に飛び回る姿をみることができました。
受講者からは「なぜ東南アジアに行くの?」「どのくらいの速さで飛ぶの?」等の質問があり、
ツバメに興味津々な様子でした。
2回目は川の生き物。
受講者はタモ網の使い方を学び、次々と川の生き物を捕まえていきます。
しばらくすると受講者が「これはウナギ?」と細長い生き物を発見しました。
それはスナヤツメという淡水魚で絶滅危惧種だそうです。
その後も見つかり、この川に住んでいることがうかがえました。
ほかにもアユカケ等の貴重な生き物に出会い、18種類の水生生物を観察することができ、
藁科地域の小川の豊かさを感じることができました。
また、捕まえた生き物は川に戻し、川や生き物を大切にすることも学びました。
最後は7月末に夜の昆虫観察を行います。
受講者からは「一番楽しみ!」との意見が多く、どんな生き物に出会えるか楽しみです。
(Y.A)