地域に住む戦争体験者のお話や戦争に関する図書の紹介を通して、戦争の悲惨さや平和の大切さについて理解を深める目的です。
藁科地域在住の戦争体験者の二人から、当時の生活、伝えられていた情報、教えられていたものの考え方、などについてお話をしていただきました。また、藁科図書館による読み聞かせでは、絵本と紙芝居が紹介され、戦争中に生きる人間の苦しみ・悲しみや世界中でおこった戦争の様子が伝えられました。
講座終了後の受講者アンケートでは、「人が死んじゃう、怖かったし、悲しかった。」「平和って大切だなぁ。」「本当に戦争はやってはいけないと思った。」などの感想が寄せられ、戦争によって起こる様々なことがらを学ぶことで、戦争や平和に対する意識が高まりました。
地域住民の高齢化が進み、戦争体験を話してくださる方が減っているのですが、本講座は当時の様子を次世代に伝える機会として大切な役割を果すので、今後も継続していきたいです。(K.A)