表情豊かな子どもの笑顔についこちらも笑ってしまう…。そんな一瞬を切り取った「子どもの笑顔写真コンテスト」の入賞者を対象に、写真をより魅力的に長期保存するためのワークショップ「家族で作ろうスクラップブッキング」を葵生涯学習センターで開催しました。
写真の長期保存に重要な条件は『酸性の環境に置かないこと』です。酸性の強い紙やアルバムを使用すると、早い劣化につながってしまいます。スクラップブッキングと聞くとカラフルで華やかな装飾を思い浮かべる方もいると思いますが、実は全て酸を含まない素材を使用しているということでした。
さらにその写真にまつわるエピソードや想いを一緒に書き込むことで、思い出ごと長期保存できるという講師の説明を受けたあと、入賞者は早速作業に入りました。全員のチームワークで進めるご家族、お母さんがアルバム作りに励み、お父さんは飽きてしまったお子さんの遊び相手になるご家族など様々でしたが、どのご家族も楽しんで作業に取り組む様子を見ることができました。完成した作品は、材料は全員同じものを使用したとは思えないほど、どれもちがった雰囲気に仕上がりました。
今回のコンテスト入賞作品は生涯学習センター11館と静岡科学館る・く・るを巡回展として巡ります。たくさんの笑顔に会いに、お近くの施設へぜひ足をお運びください。
(S.M)