藁科生涯学習センターでは10月11日から11月1日の毎週水曜日に、
「型絵染で年賀状を作ろう」(全4回)を実施しており、
現在、第2回まで終了しています。
静岡市出身の染色工芸家である芹沢ケイ介の、
「型絵染」という技法を用いて年賀状を作成しています。
型絵染とは芹沢ケイ介がはじめた技法で、渋紙で作った型の上から防染糊を置き、
型をはずして白く残った部分に彩色をし、最後に糊を落として作品を完成させるものです。
第1回は、講師より型絵染についての簡単な説明を受けた後、
芹沢ケイ介の作品集などを参考に作成する年賀状の図案を考えました。
第2回は第1回で考えたデザインを元に型を彫り、糊を置く作業を行いました。
今後、第3回、第4回で、彩色や糊を落とす作業を行っていきます。
型絵染を初めて体験する方がほとんどの中、参加者同士で協力し、
和気藹々と楽しく作品を作っています。
また、来年のために素敵な年賀状を作ろうという熱意が、
作業中の真剣な表情から伝わってきます。
作品の完成が、今から楽しみです。
なお11月11日から、講座で作成した年賀状を藁科生涯学習センター1階ロビーで展示します。
ぜひ足をお運びください。(K.M)