大里生涯学習センターでは、隣接する大里中学校との共催で10月から「大里中学校放課後サークル活動」を開催しています。
この活動は、中学校のキャリア教育の一環として、また、そのことを核とした地域交流の機会として行うもの。具体的には地域の市民・企業・教育機関等が講師となって中学生を対象に講座を開くという内容です。
中学校でも生涯学習センターでも前例のない取り組みだけに、当初はどのくらいの方が企画に協力下さるのか不安もありましたが、いざ蓋を開けてみれば、市内高等学校、テレビ局、博物館、大学のサークル、国際的なボランティア活動経験者などなど、20件以上ものお申し出が。お陰様で今年度だけでも延べ60回を超えるサークル活動が予定されています。
初回となった10月12日には3サークルが講座を開催、意欲ある中学生37人が学習を行いました。学校の授業とも部活動とも異なる経験に、生徒たちも刺激を受けていたようです。
この放課後サークル活動はまだスタートしたばかり。今は手さぐりで一つ一つ進めているところですが、これを上手く発展させ、「地域が子どもを育て、地域もそこから学ぶ」場につなげていきたいと考えています。(Y.I)