南部生涯学習センターでは10月22日(日)にトヨタ自動車株式会社と共催で「科学のびっくり箱!
なぜなにレクチャー」を開催しました。
トヨタ自動車では、青少年の理科離れという社会的課題に対して、トヨタ技術会のメンバーが講師
を務める科学工作教室を全国で展開しています。
科学技術に対する興味や夢を育むことを目的に、「モノづくりの楽しさ」や「科学の楽しさ」を伝え、
1996年の開催以来、全国で400回以上、延べ32,000人以上の児童が参加。
今年はじめて南部生涯学習センターでの開催に至りました。
当日は、同社オリジナルのホバークラフト模型の製作と走行テストを実施しました。
講師がホバークラフトが浮いて動く原理を実演しながら説明し、質問を投げかけると、子どもたちは
手を挙げ元気よく応答し、工作にも夢中で取り組んでいる様子でした。
工作開始から約1時間。模型を完成させた子どもたちは、早速ホールの床で走らせてみました。
スイッチを入れると、地面に向けて風を送るプロペラと、後ろに向けて風を送る推進役のプロペラが
回り出し、フロアすれすれを滑るように動き出します。
子どもたち全員が実験に成功し、何度も繰り返して自分たちが作り上げた作品を夢中で動かす姿
がみられました。
アンケートでも「仕組みがよくわかり、楽しかった」等の声が聞け、モノづくりの現場で開発を手掛け
る技術者から科学工作を教わることで、科学の原理や不思議さをより身近に感じることができ、
モノづくりへの興味関心を育む機会となりました。
(S・O)