南部生涯学習センターでは、9月10日から11月まで全6回に渡り、駿河区地域総務課と共催して「南部防災研究室」を実施しました。防災に関心のある方ならどなたでも、と広く参加者を募集しましたが、中には防災担当者が参加してくれた自治会もありました。
第1回は静岡県立大学グローバル地域センター特任准教授の楠城一嘉氏を招いて、地震予知の現状についてお話を伺いました。また講師と受講者の懇談する時間を設け、これからの自主防災のあり方を考えました。
第2回〜第6回は、6種類の防災ゲームを通して、自主防災への理解を深めていきました。今回体験したゲームを、簡単に紹介します。
・地震発生前後の状況を謎解きゲームにした「防災謎解きゲーム」
・災害時の地域の強み・弱みを地図上で考える「DIG」
・自治会の災害対応をイメージトレーニングする「イメージTEN」
・避難所の部屋割りや、様々な出来事への対応を考える「HUG」
・災害時に起きる様々な状況を二者択一で話し合う「クロスロード」
・災害の後にどんな事が起こるのか、巻物に書き込みながら考える「目黒巻き」
どのゲームにも、みなさん和気藹々と参加し、積極的に意見を出していただきました。
6回を通して聴講だけでなく、ゲームを通して起こりうる事態や取るべき行動を自ら考えてもらうことができました。災害に直面した時、こうして自分で考えておいたことが、きっと役に立つのではないでしょうか。
(M.S)