葵生涯学習センターでは、12月9日に小学3〜6年生とその家族を対象とした「家族で挑戦!ロゲイニング&地図読み講座」を開催しました。
ナビゲーションシステムが自動車だけではなく、携帯電話の一機能としても普及した現在、目的地に向かうために紙地図を用いる機会は少なくなっています。
今回の講座では、地図についての魅力や、地図を読む「読図力」を学んでもらおうと講義とワークショップを行いました。
まず前半では小学校でも習う地図記号についてのクイズや、
世界最古の粘土板に描かれたものから、観測衛星のデータを用いた最近の地図といった様々な種類の地図について学びました。
平成で新しくできた地図記号を、小学生の参加者がお父さんやお母さんに教えている姿が印象的でした。
午後は葵生涯学習センター近隣市街地で、地図に示された史跡や建築物といったチェックポイントを回り得点を競う「ロゲイニング」を行いました。
参加者は近隣地域の方が多かったのですが「地図を読んで実際に歩いてみると、今まで知らない道や建物があった」との声も。
地図についてだけではなく、郷土「静岡」について改めて知ってもらうきっかけになったら嬉しいですね。
(T・I)