南部生涯学習センターでは、12月16日(土)に「するが駿彩キッチン 太刀魚のしずまえ焼き」を実施しました。
「しずまえ」とは静岡市の前浜(駿河区石部〜清水区蒲原)を指す言葉で 、ここにある3つの漁港ではたくさんの「しずまえ鮮魚」が水揚げされています。
桜えびやシラスが有名ですが、しずまえでは数百種類もの魚が獲れるのだそうです。
講師を務めていただいた若杉さんによると、しずまえ鮮魚の中でも太刀魚は他の産地のものに比べて味が良く、特におススメとのこと。
その太刀魚を、講師が考案した「しずまえ焼き」に仕上げました。
「しずまえ焼き」は、駿河湾産の太刀魚に、桜えびとチーズを挟んでオーブンで焼き上げる、静岡の魅力を味わう逸品です。
さらに、今回は清水港で揚がったマグロを用いた雑煮、山掛け、ネギトロ巻も作りました。初めて作るメニューに苦戦した方も多かったようですが、出来上がった豪華な食事を見ると皆さんも大喜びでした。
会場で聞いてみると、しずまえ鮮魚について知っている方はまだまだ少ないようです。
地元で新鮮な食材が手に入りますので、食卓に「しずまえ」を取り入れてみると、食生活がひとつ豊かになるかもしれません。
(M.S)