長田生涯学習センターでは、「はじめて挑戦!社交ダンス」を全3回で行っています。
この講座は社交ダンスを通じて仲間づくりや健康の増進を目的として、長田生涯学習センターで活動しているコスモスダンスサークルの皆さんと共催で実施しました。
第1回は立ち方、歩くときの体重のかけ方から学びました。そんなところから?と思うかもしれませんが、意識して立とう、歩こうとすると普段使っていない筋肉を動かすことになるので意外と難しいそうです。丹田(おへその指3本ぶん下)にぐっと力を入れて、背筋を伸ばす基本の姿勢は、普段の生活でも取り入れることができそうでした。
次に男女でペアを作り、ブルースとマンボのステップを学びました。
ブルースはステップを繰り返して部屋を斜めに移動していくので、長く踊っているうちにほとんどの参加者が部屋の隅まで行ってしまいました。しかし方向転換の仕方を教わると皆さんすぐに実践し、ゆったりとしたメロディーに合わせて1曲とおして踊り続けることができました。マンボはブルースよりもリズミカルな曲なので、ステップを踏みながら途中でどちらか一方がターンをするなど自由に踊ってダンスを楽しみました。
第2回は姿勢や歩き方の復習もほどほどにさっそく新しいステップに挑戦しました。
ボックスルンバとワルツを学びましたが、ボックスルンバはつま先を床につけたまま足を踏み出すラテンというジャンルなのに対し、ワルツはつま先を上げて踏み出すイギリス式のスタンダードというジャンルの違いがあるそうです。皆さん講師の方の動きを真剣に見つめてステップを覚えていました。
初回から男女のペアで踊るの!?とびっくりした方もいたと思いますが、最初は恐る恐るといった様子で踊っていた初対面の方同士のペアでも、踊り終わったあとは自然と笑い合っていた姿が素敵でした。
社交ダンスの経験が全くない職員の私も一緒に踊りたくなるような講座でした。次回でこの講座は終了となりますが、参加者の皆さんがダンスを楽しいと感じるきっかけになっていたら幸いです。(M.T)