駿河生涯学習センターでは、8月3日(金)に「めざせ!セミのぬけがら博士」(全1回)を実施しました。この講座は、静岡市民文化会館と静岡市生涯学習センターの連携事業で市内9センターで開催され、セミのぬけがらを集めて、種類の見分け方や周辺に生息しているセミの分布を学びます。
今回は参加者にセミのぬけがらの採取用の「窓付きの箱」と熱中症対策に「ミネラル飴」、「保冷剤」をプレゼント。講師からの注意事項の説明を聞き、当センターの近隣にある小鹿児童モデル遊園にセミのぬけがらの収集に出かけました。
参加者は一生懸命にぬけがらを探し、手の届かない高い所のぬけがらを採るときには、親子で協力したり、講師に枝切りばさみや虫取り網で採ってもらったり、みんなで力を合わせて収集しました。
その後、センターに戻りぬけがらの種類の見分けるポイントを学び、実際に仕分けしました。今回参加者が集めてくれたセミのぬけがらは合計429個!種類は、クマゼミ(376個)・アブラゼミ(51個)・ニイニイゼミ(2個)の3種類でした。また、セミは種類によって好む土の状態が異なるため、ぬけがらを収集することで地域の自然環境を観測することもできるそうです。続いて、セミの役割や過去との比較について説明があると、子どもだけでなく保護者も興味深そうにうなずいていました。
今後も駿河生涯学習センターでは、夏休みの自由研究にもなるような親子で楽しく学ぶことができる講座を企画していきます。みなさまの参加お待ちしております。
(T・K)