東部生涯学習センターでは9月9日(土)と9月16日(土)に
「麻機遊水地の植物を学ぼう(全2回)」と題して、
麻機遊水地に生息する湿地の植物に親しむ講座を開催しました。
第1回はふじのくに地球環境史ミュージアムの早川宗志先生を講師に招き、
ミズアオイやタコノアシ等の希少種の他、様々な湿地植物について、
解説していただきました。
受講者は講師が持参した植物を手にしながら、
植物の特徴を熱心にメモしていました。
初めて目にする植物も多く、驚きと発見の連続!
翌週の植物観察への期待に胸が膨らみました。
第2回は麻機ウェットランドクラブ会員の
栗山由佳子さんと竹内佐枝子さんを講師として、
麻機遊水地に足を運び、第1回の学びと共に、
ヒメガマや絶滅危惧種のオニバスなど様々な種類の植物を観察しました。
オニバスを初めて目にした受講者も多く、
大きさやとげの鋭さに圧倒されながらも興味深く観察していました。
また、オニバスの花特有の鮮やかな紫色や、桃に似た香りを楽しみました。
「静岡に住んでいるがこんなに素敵な植物が生息する場所があると初めて知った。
友達に教えたい。」
「オニバスを実際に見ることができてよかった。また来たい。」との声が聞かれ、
身近な自然について考えるよい機会となりました。
今後、東部生涯学習センターでは、麻機遊水地の自然をテーマとして、
以下の2講座を開催予定です!
「カヤネズミのくらしを学ぼう(全3回)」
日程:10月20日(土)、27日(土)、来年1月19日(土) 10:00〜11:30
対象:小学生16人(保護者同伴)
「カヤネズミについて学ぼう(全1回)」
日程:11月25日(日) 13:30〜15:30
対象:どなたでも50人
詳細は静岡市生涯学習センターのホームページをご覧ください。
皆様のお越しをお待ちしています。
R.M