東部生涯学習センターでは小学生を対象に、「カヤネズミのくらしを学ぼう(全3回)」と題して、
10月20日(土)、10月28日(日)に麻機遊水地に生息するカヤネズミのくらしを学ぶ講座を開催しました。
第1回はふじのくに地球環境史ミュージアムインタープリターの山根真智子さんを講師に招き、
クイズ形式でカヤネズミの特徴について学びました。
「体長は約5cmで大人の親指くらい、体重は約7gで500円玉1個分くらい」等
初めて知るカヤネズミの特徴に受講者は興味深々でした。
また、天敵であるヘビやイタチの目をくぐってエサを見つけるワークショップでは、
自分がカヤネズミになった気持ちでバッタやカヤ等のエサを探し合いました。
カヤネズミについて様々なことを学び、
翌週のカヤネズミの巣の観察に胸が膨らみました。
第2回は麻機ウェットランドクラブ会員の栗山由佳子さんを講師として、
麻機遊水地に足を運び、カヤネズミの巣を観察しました。
巣の高さがどれくらいあるかを事前に予測してから、
実際の高さを確かめに行きました。
講師の「静かに、遠目で見守ってね」とのお話を聞いてから
観察に出発!
茶色や緑色のカヤで作られた巣を見つけて
巣の色が違うのはなぜなんだろう?と気づいた子も。
小学生の身長くらいの高さにある巣が多く、
全部で11個の巣を見つけることができました。
受講者からは「身近な遊水地について理解を深めることができました」
「自然の中でいろんな発見ができて充実した時間となりました」との声が寄せられました。
次回は、来年1月19日(土)に、「カヤネズミをみんなで守ろう」と題して
保全活動に参加する予定です。
また、カヤネズミにスポットをあてた大人向けの講演会も開催予定です!
「カヤネズミについて学ぼう(全1回)」
日程:11月25日(日) 13:30〜15:30
対象:どなたでも50人
詳細は静岡市生涯学習センターのホームページをご覧ください。
皆様のお越しをお待ちしています。