大里生涯学習センターでは、11月8日と22日に「コミュニティガーデンをつくろう!」(全2回)を実施しました。
「コミュニティガーデン」とは、地域のお庭のこと。ちょっと堅苦しく言えば「公共の花壇づくりに市民が主体的に関わることにより、まちに新しい交流の場を生み出す活動」となるのですが、要は、「地域の皆さんできれいな花壇を作り、地域の皆さんに楽しんでもらおう」ということです。この講座では、花の色彩やデザインなど、寄せ植えの基礎について学び、大里生涯学習センター入口の植え込みで花壇づくりを行いました。
花壇のテーマは、大里生涯学習センターのすぐそばを流れる「安倍川」。長さ約20メートルの植え込みに井川森林組合からご提供いただいた間伐材で作ったプランターを並べ、流れるような曲線を表現します。
参加者は講師のアドバイスをもとに、花の色彩や位置のバランスを考えながらプランターに花の苗を植えていきました。花壇づくりは今回が初めて、という方から、ほかの場所でもご活躍されておいでの方まで、ガーデニング経験は参加者によって様々でしたが、みんなで協力して作業を進め、最終的には18個のプランターが並ぶ華やかな花壇を完成させました。
花壇ができてからは、通りがかりの地域の方やセンターを利用される方から「綺麗になったね」「ありがとう」とのお声掛けを多くいただいています。「地域の皆さんできれいな花壇を作り、地域の皆さんに楽しんでもらおう」というこの取り組み、まずはよいスタートが切れたかな、と思っています。
この花壇をきれいに保つため、今後も大里生涯学習センターは花壇づくり講座を実施する予定です。お花が好きな方は是非、ご参加ください。