藁科生涯学習センターでは、2月24日(日)、3月2日(土)、3日(日)の全3回で「藁科川で集めて作るよ、冬の仮面」を開催しました。 藁科川の河原で拾った流木や石などの材料を使って、オリジナルの仮面を作る子ども向け講座です。
第1回は、藁科図書館職員による仮面を題材にした絵本の読み聞かせから始めました。なまはげのような仮面、プロレスマスクのような仮面など、絵本に出てくる様々な仮面に子どもたちは声を上げて楽しみながら、イメージをふくらませていました。その後は藁科川で材料探しをしました。枯れ木や様々な石、瓶のふたなどを拾って、どんな仮面をつくろうかと、子どもたちは真剣に考えていました。
第2回から工作開始です。集めた材料を組み合わせたり、段ボールを様々な形に切り取ったり、拾ってきた石を材料に絵の具をつくったり、子どもたちは作業に夢中でした。
第3回は完成した作品の発表会。仮面の名前と、その仮面を身につけると出来るようになる必殺技を、一人一人が全員の前で発表しました。自分で作った仮面を身につけて、別人になったような動きをしたり、必殺技を沢山考えたりする子どもたちの様子に、発表会を見ていた保護者も驚いていました。「もっと仮面づくりがしたい」「夏にも川で材料を探してみたい」など、講座をきっかけに仲良くなった子どもたちが笑顔でおしゃべりしている様子が印象的でした。(T.K)