西部生涯学習センターでは、伝統工芸の若手職人から仕事や作品にかける思いを聞くトークイベントを皮切りに、婚活や多文化共生講座、吹奏楽コンサート等盛りだくさんの講座を実施しました。
作り手と使い手が気軽に交流し、伝統工芸・地場産業・ものづくりに携わる職人やクラフト作家をリレー方式で繋ぐ「第4回しずおかクラフトトーク」は「木工・指物」をテーマに開催しました。今回は西部生涯学習センターを飛び出し、木工職人・指物師の戸田勝久さんの工房へ。普段は見ることができない工房で、菓子ようじ作り・銘々皿板削りの体験とともに、戸田さんの制作への思いを伺う貴重な機会となりました。
静岡県立静岡商業高等学校音楽部による「西部ふれあいコンサート」は今年で8回目。弾むような明るいメロディーに来場者は手拍子で答え、演奏者と来場者が一体となったコンサートになりました。
婚活講座「大人の魅力向上レッスン〜行動デザイン」は、隠れた自分の性格を知り新たな魅力を再発見する自己啓発セミナーを行いました。筆跡や行動心理学を学ぶことで、受講生は自分を見つめ直すきっかけとなったようです。
「サジットさんが語るスリランカと日本」は、坂本紗司斗スレンダラ―氏を講師に招き、スリランカカレーを試食しながら、文化や習慣、料理について学びました。帰化して日本人となった自分とスリランカ出身としての自分をどう受け入れ、また職場や地域住民とどのように関係を作っていったのか、一歩踏み込んだお話も聞き、他者を認め互いに共生する大切さとともに、スパイスが効いたおいしいカレーも知ってもらうことができました。
受講してくださった皆さんからは「貴重な体験をした」「楽しいコンサートだった」等、様々なご意見をいただきました。4月以降も魅力的な講座をお届けできるよう努めてまいります。
今後開催予定の「経済の視点から『平成』振り返る」、「奇蹟の芸術都市バルセロナ〜ガウディ、ピカソ、ミロ〜」もぜひ注目してくださいね。
(M.K)