北部生涯学習センターでは6月22日(土)と29日(土)に
しずび出前講座「絵本の絵を読む」を開催しました。
この講座では静岡市美術館の学芸員による講義とワークショップを通じて
絵本の絵の魅力を学びました。
初回の講義では、講師が様々な絵本を例に出し、そこに描かれている絵の中に、
話の展開のヒントやサイドストーリーがあることを解説しました。
受講者の皆さんは、意外な絵本の秘密に驚く様子が窺えました。
また、絵本作家のねらいや思いが、絵に込められていることをわかりやすく説明し、
参加した小学生も真剣に講義を聴いていました。
2回目のワークショップでは、
絵本『はらぺこあおむし』の作者、エリック・カール氏の技法を体験しました。
3色に塗ってある色紙に、更に違う色を付け、テクスチャーをつけました。
続いてパーツ毎に切り抜き、最後に台紙へ貼り合わせました。
小学生から大人の方まで、集中して作品作りに取り組む様子が見られ、
世界でたった一枚の、素敵な絵本の1ページが出来上がりました。
講座に参加して頂いた皆さん、ありがとうございました。
北部生涯学習センターでは、今後も様々な講座を実施して参ります。
皆さんのご参加、心よりお待ちしております。
(M.I)