南部生涯学習センターでは7月31日に、小学5年生以上の子どもと保護者を対象に、「親子で実験!食べ物の色のふしぎ」を開催しました。静岡県環境衛生研究所の職員と、飴やジュースといった身近な食べ物の色について、いくつかの実験をしながら楽しく学びました。
天然着色料と合成着色料の違いを見る実験では、試験管に入った色水にスポイトでアンモニア水や酢酸を加えていきました。合成着色料か天然着色料かで色の変わり方がどう違うかを観察しました。子どもたちは慣れないスポイトに苦戦しながらも、保護者に支えられて一滴ずつ試薬を加えていきました。色が変わった瞬間声をあげておどろき、どうして色が変わったのか講師の説明を真剣に聞く姿が印象的でした。
実験が終わる頃には自分一人でスポイトを使いこなす子がほとんどで、講座の中で成長する姿も見受けられました。
「自由研究の参考になった」「着色料について深く学べた。成分表示をよくみてみたい」との声もあり、今後の生活にも活かしてもらえそうです。 (A.K)