藁科生涯学習センターでは、8月8〜9日に小学生向けの体験型美術講座「大きな紙をつくって、描いて組み立てる」を開催しました。
講師は羽鳥在住の彫刻家・石上和弘さん。
1日目、まずは工作作業を通して、子どもたちの緊張をほぐしていきます。 新聞紙、模造紙、画用紙とサイズも種類も違う紙をグループごとに組み合わせていきました。特に模造紙を組み合わせた後の彩色は大盛り上がりで、学校や家では出来ない、ダイナミックな美術体験を満喫している様子でした。
2日目は出来上がった大きな紙の組み立てです。脚立や木材を使って大きな紙が部屋のようになっていく様子に、子どもたちは目を輝かせていました。入り口をつくって紙の部屋ができあがった後には、藁科図書館職員の読み聞かせを聞いたり、寝転んでみたりと作品を楽しんでいました。最後に子どもたちは好きな部分をはさみで切り取って持ち帰り、切り取った紙を自慢げに掲げながら、保護者に2日間の思い出を楽しそうに話していました。
藁科生涯学習センターでは今後も、楽しく体験しながら学びや発見と出会える、子ども向け講座を開催していきます。ぜひ足を運んでみてください。(T.K)