西奈生涯学習センターでは、9月10日、17日に「西奈地域の防災対策」を開催しました。
初回は、防災用品の準備の仕方や応急処置の方法等について学びました。
講師が自宅に備蓄している非常食や防災用品が机の上に並べられると、受講者は種類の多様さに驚いている様子でした。
乳幼児や高齢者と同居している等、家族構成によって必要な物は変わってきます。
最近は液体ミルクや介護食など市販の非常食でも選択肢が広がっており、自分に合った物を選んで組み合わせていくことが大切だと感じました。
2回目は、西奈地域の地震・風水害の被害想定と対策について学びました。
過去に発生した地震や水害で大きな被害を受けた地域や近隣の河川の氾濫した様子の映像が紹介されると、受講者はより強い危機感を持った様子でした。
ハザードマップを活用し、災害の発生リスクや避難所までのルート等を事前に知っておくことの重要性を再認識する機会となりました。
近年、地震や集中豪雨など多くの自然災害が発生しています。
お住まいの地域の特徴や非常時の正しい行動について理解できていれば、被害を最小限にとどめることができるのではないでしょうか。
今回の講座で学んだことがご家庭の備えの一助となれば、幸いです。
(S.I)