西部生涯学習センター 開催
2019/10/04
「親子料理講座ボランティアになろう!」(西部生涯学習センター)
食育講座「親子お料理ごっこ」のボランティアとして活躍する支援者養成を目的に、8月〜9月に渡り「親子料理講座ボランティアになろう!」を実施しました。
「親子お料理ごっこ」は未就学児とその保護者を対象に毎月1回開催。子育て・食育を支援する市民団体「かるがもレスキュー」との共催講座で、子どもたちが楽しい料理体験と食事の大切さを学ぶ場となっています。ゆでた野菜をカットしたり、ピザ生地をこねたり、お皿に盛ったりと小さな手で一生懸命お料理する子どもたちに講師、ボランティアスタッフが温かく見守り、子どもと楽しく調理実習体験ができることから保護者から高い支持を受けています。
子育て中のママたちを支援したい!ボランティアをやってみよう!という成人女性を募集しました。講座内容は子どもの接し方やボランティアの心構え等の座学、講座の準備・運営方法の実習、最終回は「親子お料理ごっこ」の体験となっており、学んだことがそのまま実践できる構成です。
「保育支援グループすわん」代表の萩原邦子さんからは、子どもの心に寄り添う話し方や接し方の講義を受け、受講生は現在の子育て事情を理解した様子でした。この他に「かるがもレスキュー」代表の高田珠生さんから、団体を立ち上げたきっかけ、子育て中の保護者を支援し子どもと楽しく体験する場を提供する活動紹介等を聞き、講座の準備や運営方法についても学んでいきました。
学んだことを実践できる場として「夏の親子お料理ごっこ」にボランティアスタッフとして携わりました。講座前に食材・道具の準備や会場設営等事前に行う準備作業を体験、講座中は食材の配布や今回のメニューである月見団子を茹でる作業を分担、保護者がアンケート記入をしている間は未就学児に絵本の読み聞かせを行い、親子が楽しみながら体験できる運営構成を実践的に学びました。最初は緊張していた受講生も親子の笑顔や感謝の言葉に、ボランティアとしてのやりがいを感じたようでした。
講座終了後は感想を話してもらい、10月に開始する「秋の親子お料理ごっこ」から4人がボランティアとして活動することが決まりました。前回の修了生が活躍していることも後押しとなったようです。
4人のボランティアを今後も応援しながら、市民がまちづくりや地域貢献に関心を持つ機会や体験できる場を提供していきたいと思います。
(M.K)