西部生涯学習センターでは1月15日に、スマートフォンの購入を検討している方を対象にして「シニア向けスマホ防災教室 Android」を開催しました。
講座の前半は基本編です。受講者は全員初心者。最初はタップやスライドといった操作に苦戦していましたが、地図や電話などを使いながら徐々に慣れていきました。また、音声入力の説明では、講師が声で入力した長文が漢字変換と句読点の挿入がされていて、驚きの声があがりました。
後半は活用方法の1つとして、被災した時に役立つ機能を学びました。災害時はスマートフォン1つで、ライトや情報収集は勿論、瓦礫に埋もれてしまった場合も音を鳴らすだけで自分の場所を知らせることができます。中でも、家族の安否確認ができる「災害用伝言板」は実際に使いながら機能を確かめました。多くのことができるスマートフォンに受講者は興味津々。講座後は講師への質問が殺到していました。
地図や電話、インターネット、そして災害対策、様々なことに活用できるスマートフォン。今まで使ってこなかった受講者も、これからの時代に必要だと実感していました。目まぐるしく進歩していく情報化社会に対応し、より良く生活していきたいですね。(T.H)