東部生涯学習センターでは、1月から2月にかけて「防災女子のすすめ」(全3回)を開講しました。この講座は、女性目線を活かした防災のかかわり方や役割を考え、防災意識向上を図り、積極的に地域防災にかかわるきっかけづくりを目指したものです。
講座では、市内のハザード情報や被災時に直面する女性の諸問題についてお話を伺ったり、ガスや水道が止まった際に調理できるパッククッキングをしたり、講義と体験を交えて知識を深めていきました。講座後も会場に残って熱心に講師へ質問する様子や参加者同士で自主的に防災知識の情報共有や意見交換をする姿も見られ、積極的に学びを深めている姿が印象的でした。
アンケートには、「避難所の実態を知ることができ、自分になにができるのか考えることができた。」、「自分が知らないこともたくさんあり、さっそく生かしていきたいと思う。」といった声が寄せられ、避難所の衛生管理や防犯対策等自助の範囲では解決できない課題や地域の特性や防災上の問題点を知ることで災害を自分ごととして考え、共助の意識を養う機会となりました。
当センターでは今年度も「防災女子のすすめ」を開講し、災害時に役立つ知識やスキルを学ぶ機会を提供し、地域で防災リーダーとして活躍できる女性の育成に取り組んでいく予定です。皆様のご参加をお待ちしています。(T.O)